先日ついに発売された虚ノ少女のプレイ感想です。
特異なエロゲ業界の中でもさらに独自路線を突っ走るInnocent Greyですが、やはり今作も凄まじいと感じました。
何がそこまで凄まじかったか?
それは……
めちゃめちゃグロいんです、このゲーム。
いやもう耐性のない人は胃の中身をリバースしてしまうほどにグロいです。
まあ前作殻ノ少女に比べれば随分ましですが……(あれ? ひょっとして感覚マヒしてる?
ま、まあそんな感じでプレイする際は要注意のこのゲームですが、基本的には主人公が怪事件を解決していく推理ものに分類されます。
今作は比較的難易度は低めで、初見殺しは少なめになっていると思われます。
攻略情報を見なくてもトゥルーエンドに到達できたので。
全体的な感想としては相変わらずのイノグレクオリティで安心しました。
グラフィック、音楽共に高品質ですごく引き込まれます。
シナリオはそこそこといった感じで、前作ほどのインパクトはないけれどクソゲーってほどではない。
まあ三部作なので完結編が出ればシナリオも再評価されるかも。
伏線もいくつか仕込んである感じですし。
内容的にはあまり人に勧められるようなゲームではないですが、普通のエロゲーに飽きた人は刺激を求めてプレイしてみるのもいいんじゃないかと。
もちろんグロ耐性は必須ですが(汗
ここからは前作の殻ノ少女を含めたシナリオの詳細な感想になります。
重大なネタバレが含まれているので注意。
え~と、今作のトゥルーエンディングなんですが……
主人公の時坂玲人が不憫すぎてヤバイ。
朽木冬子が亡くなっているであろうことは予想がついていたんですが、ユーザー側からしても彼女には生きていて欲しかったです。
そして案の定というか、沢城菜々子の下にいた赤ん坊が冬子が生んだ子供だった。
所々匂わせる場面はあったけど(四肢を切断された妊婦の写真とか、時坂兄妹に抱かれると泣き止むところとか)、それにしたってこれはあまりにもあんまりというか……。
肝心の赤ん坊は黒矢尚織に連れ去られるし、これもう完結編の重要ポイント確定じゃん。
冬子が見つかってもまだ時坂さんのパラノイアは完全に払拭されないとか。
あがががが。
しかし登場人物の血縁関係がヤバイですね、改めて見てみると。
パラノイアに憑かれ易い血脈なのか?
う~む完結編は本当にどうなることやら。
プレイしたいような、したくないような……
Comment
コメント一覧 (2)
個人的にはカルタグラの双子ロリとか楼子の方がグロく感じます
次点で殻少の織姫辺りですか
それにしても今作は物足りなさを感じますね
カルタも殻もある程度大きな事件が複数あり、その背後には黒幕が……という感じでしたし、前作、前々作が難易度高かったですし
PPも幾つかのルートを回って物語の全容が見えてくる作りでしたしね
なので難易度が低く犯人も小物。話も予想できてしまう今作は微妙に感じました
まあ、TlueやParanoiaを見た後だと些末なことのように感じてしまいますが
次回は完結編ですし秋さんや魚住辺りにも出張ってほしい
確かに今作のCGはイノグレの過去作と比べてもおとなしい、という印象はありますね。
とはいえイラスト+音楽+テキスト…この三つが合わさるとやはりグロさが倍増しになっているように私は思います。
完結編についてはシリーズ総決算、ということで過去作のキャラの出演はやはり期待してしまいますね。是非実現して欲しいところです。